JBN環境委員会スピンオフ災害復興講習

先週の火曜日は午後から開催されたJBN環境委員会に参加しました。環境委員会では普段は住宅建設にまつわる環境・省エネ関係の内容を議題に集まっておりますが、今回はスピンオフテーマで熊本地震以降の活動等の報告会が行われました。

環境委員会の久原委員長は熊本県の工務店で、熊本地震の被災者向けの応急仮設住宅、復興住宅、買取型復興公営住宅と普段の仕事に加えて、地域工務店の被災地支援のリーダー役を担ってまいりました。久原さんの報告には常に「消費者目線」と「良いものをつくる」という地域工務店の理念をうったえた内容でいつも心が打たれます。懇親会では更に言葉を変えて熱く語られておりました。

そして、今回は熊本県庁から上妻建築住宅局長のご講演をいただきました。発災後、JBN熊本は県からの要請を一切断らず対応してくれた、ということで議会前の忙しい時期でも断らずに来ましたと強い信頼関係が話の冒頭から感じられました。

発災当時は住宅課長という立場で陣頭指揮を執り、行政側から見た発災後から復興の道筋までの流れをお話しいただきました。当事者の皆さんの生の声は強く響きます。もっともっと多くの方に聞いていただきたかった内容でした。

懇親会の場でも引き続き上妻局長と多くのお話をいただきました。この日の成果をしっかりと神奈川県内でも活かして参りたいと思います。