縁起を担ぐ

先日、旭区N邸のお引渡しのさいに、ご近所の方がN様にプレゼントされていたのが、「おもと(万年青)」という植物です。この仕事をしていて恥ずかしながら初めて知りました。

漢字の通り、いつも青々としていて長寿や健康に良い縁起物です。そしてお引越しの際に荷物よりも先に運び入れると運が開かれるといわれているそうです。また、縁起の良い日に実際のお引越しができない場合でも、代わりにこの「おもと」を運び入れることで良し、とされているそうですよ。
 
と、いうわけで我が家もさっそく万年青を玄関前に飾りました。モデルハウスでもある我が家の玄関は、実はわざと鬼門にして設計しています。万年青がバッチリとブロックしてくれるでしょう。

玄関前にはもともと南天を植えております。「難を転ずる」で南天と、こちらも良く言われる縁起ものです。

土があっているのか成長が良く広がってしまうのでいつも刈り込んでいます。

また、家相から家の平面形状で「欠き」は良くないといわれていますが、自宅兼モデルハウスはわざと「欠き」も造りました。欠きとなる部分は坪庭なのですが、そこには外壁線に沿って梁を掛けて繋ぎ、また目隠しとなる塀(外壁と同じ木板塀)を設置することで「欠きを無くす」ようにして対応する実例としています。

私自身、あまり縁起を担ぐことに意識をしておりませんが、色々な対応策で緩和することができることをもっともっとお知らせしたいと思います。