既存住宅の調査

今日は入社2年目に突入した藤原君と、中古戸建住宅の現場調査に行きました。

目的は、中古住宅を購入希望されている方に対して、フラット35という長期固定金利の住宅ローンの融資時要件に合致した建物であるかを調べる為です。

「適合判定技術者」という建築士事務所協会と住宅金融支援機構とでまとめた資格業務です。

新築工事は指定確認検査機関などが適合判定を行いますが、中古住宅融資や一定のリフォーム融資には一部建築士資格者にも適合判定業務が開放されております。

建物の劣化状況が中心となりますが、このように床の傾きなどもチェックします。レーザーレベルが大活躍です。
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壁の倒れもないかチェック。これは下げ降りという道具です。建築はアナログな計測機器も沢山使用するのです。
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床下の状況も確認します。これは木材の含水率を計測する機械です。良く乾いておりますね。
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土台には米ヒバ材が使用されておりましたので耐久性もバッチリです。

習うより慣れろで、藤原君にも色々な経験を通じて一人前の技術者に育ってほしいと思っております。