震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会

先週の金曜日は朝から神奈川県民ホールにて、震災建築物の被災度区分判定基準および復旧技術指針講習会に参加をしておりました。

テキストを持っている方は持参下さいと事務局さんからの案内があったので持って来たら、改定されておりました、、、。重いです。

前回は2011年7月に受講していたのでもう6年前なのですね。東日本大震災直後でした。

今回はテキストが構造別に3冊に分かれ、鉄筋コンクリート、鉄骨、木造となっております。

前回のテキストです。本書と別冊となっておりました。それでもそれなりの厚みがあったのです。

主な改定ポイントは、津波や液状化など追加されたことや、被害事例の写真が充実して判定の平準化を狙っていることのようです。

これらは災害時の建物インスペクションといえます。応急危険度判定(宅地と建物)は1次インスペクション、継続利用や恒久的利用を範疇とするこの講習は2次、3次インスペクションといえます。また、災害時の助成制度にもこの講習会資格は関係しますのでより気を引き締めて臨むことになります。