神奈川県の既存住宅省エネ促進への意見交換会

水曜日の午前はジャックの塔、横浜開港記念館に行っておりました。

神奈川県庁の環境計画課による、既存住宅の省エネルギー化促進の方策検討のための意見交換会に、有識者として出席です。まち協さんからの推薦をいただき、今回は業界団体としてではなく青木工務店として参加をしております。

県庁からは環境計画課、住宅計画課、エネルギー課と3つの部署が参加。また、芝浦工業大学の秋元先生、まち協の渡辺さん、住建協からは中澤さんが参加です。秋元先生は経産省のZEH委員長なので、ZEH懐疑派(多くの会社があまり考えずに太陽光発電を屋根の上に載せることのリスクを心配しています)の私としてはどんな話になるのか、また知事がPV(太陽光発電)を進めている中でどんな話になるのか、注目です。

省エネルギー化について国の計画に沿って県が作った計画があり、それを実行していくための検討を行っていきます。県民の考えを普段の仕事から沢山聞いているのは私だけなので、どうしても「うるさい系」の意見になります。また、将来の大きな負担になるようなことだけは避けたいという思いです。職員の方にも色々と気づきがあったようで、良かったと思います。この意見交換会はまだ続いていきます。

帰りは電車で途中まで秋元先生と一緒でしたので、色々とお話させていただきました。戸建ての屋根設置については先生も問題点を意識されていたので、少しほっとしました。物売りの論理と巨大広告でのイメージ戦略に惑わされない、住まい手にとって幸せとなる選択が確実にできるようにしていきたいですね。