ギャラリー

神奈川区A邸上棟!

先週末は横浜市神奈川区で工事中のA邸が無事上棟いたしました。
神奈川区A邸
A邸は木造3階建となっておりますが、一方で法令による高さの制限がとても厳しいので様々な工夫が考えられております。
神奈川区A邸
建物外周部は高耐久仕様とするために基礎コンクリートが高く立ち上がり、逆に内部は室内空間を確保できるようにべた基礎の土間のすぐ上に床を組む予定です。断熱計画や設備配管廻りの計画を入念に行いました。
神奈川区A邸
あえて南側に設けた階段はライトボックスの役割を兼用し、一階廊下の奥までやんわりと光を届けてくれるでしょう。
神奈川区A邸
3階に上がりました。南東の角を開放し、遠くの景色が見渡せて気持ちの良い空間となります。そして南西側計画では想像もできなかった良い景色も確認できました。
A邸はゼロエネルギー住宅という国の補助制度も利用する先進的な住宅のなります。断熱材の強化と太陽エネルギーの利用に加えてパッシブエネルギー要素も多く盛り込みました。
夕方から上棟式、直会とA様よりお赤飯などたくさんいただきました。この先も安全第一で、そしてしっかりと造り上げてお引渡しをいたします。A様引き続き、よろしくお願いいたします。

旭区S邸現場調査

旭区S邸現場調査
旭区S邸現場調査

昨日は天気予報も外れてくれて晴れ間となりました。企画設計の秋田係と現場調査を行いました。
写真の通り、とてもロケーションの良い敷地です。この景色を建物のどこで取り入れるか、あれこれとイメージが膨らんでまいります。
敷地について事前に下調べをしておりましたが、あらゆる疑問などが浮き出ておりました。S様がすぐに担当の測量会社の方に連絡をしていただき、担当者の方と直接色々なお話を伺うことができました。長年の信頼関係がある中で、私たちもしっかりと参加させていただいて良い建物を作り上げたいと思います。天気同様に晴れ晴れした気持ちで作業を終えることができました。

日々感謝です

今週も新たな工事計画の引き合いをいくつもいただいております。感謝の気持ちでいっぱいです。昨日は小学校の恩師でもあるO様宅へ伺いました。この先の暮らし方について色々と伺ったうえで、今ある建物をどうするか、可能性と今後のことをいろいろとお話しした上で一定の方向性が見えて参りました。「信頼して任せる」という言葉はとても重く、そして誠実に受け止めております。持てるスキルをつぎ込んでアイディアを出すようにいたします。

日々感謝です
日々感謝です

午後からはまた新しい案件で、川崎市宮前区へ。ちょっと変わった不動産屋さんの加藤さんからご連絡を戴いて、建て替え案件の現場を一緒に見て廻りました。陽当りがとても良い好立地です。建物の中には入れませんでしたが、2階から南東に向けての眺望も良さそうです。何が見えるのでしょう。加藤さんは今週上棟の神奈川区A邸でもご一緒にさせていただいた方です。今回も一緒に仕事が出来たらいいなぁ、その為にもこちらもしっかりと準備をしないといけませんね。
本日もこれから現場調査、午後から2件の打ち合わせで終わりそうです。

資産と呼べる家!長期優良住宅・Y邸

移住・住みかえ支援適合住宅の認定 長期優良住宅・Y邸

外壁には地域木材を使用しています。地域産業と繋がることはそのままエコに繋がり、その上厚い木材は炭化して燃え広がりにくいという利点もあるのです。

リビングにはバイオマスエネルギー・ペレットストーブを設置しました。木の幹などを燃料として利用しやすい様に加工された木質ペレット、僅かな消費電力で家中がとても暖かく過ごせます。しかも二酸化炭素を固定した木材を燃やすことは、CO2を増やさないのです。

今回Y様のご協力で、入居2か月を経過した後の実際の生活を撮影させていただきました。

お引渡し直前に撮影する事が多いのですが、実際に家具や調度品が入ることで、随分と趣が変ってきます。

ご覧のとおり、とても素敵なリビングになりました。

木製ブラインドがインテリアのアクセントになっていて、自然光を優しく取り入れて暖かな空間ですね。
Y邸入居後の撮影
キッチンの背面は全面収納です。大容量なので急な来客にも慌てる必要はありません。扉ですべて隠せるようになるので、扉を閉めてすっきりとした演出も可能です。奥様は収納が余っちゃったとおっしゃっておりました。
Y邸入居後の撮影

大和市の賃貸戸建住宅B棟

コンパクトながらも長期優良住宅(耐震等級3、次世代省エネ基準)となっており、また自立循環型住宅設計手法に習い、パッシブエネルギーの利用(太陽熱、通風)、高効率設備によるエネルギー使用量削減、照明計画にも省エネの工夫があります。

大和市の賃貸戸建住宅A棟

コンパクトながらも長期優良住宅(耐震等級3、次世代省エネ基準)となっており、また自立循環型住宅設計手法に習い、パッシブエネルギーの利用(太陽熱、通風)、高効率設備によるエネルギー使用量削減、照明計画にも省エネの工夫があります。

厚木市S邸

建物は一部にウッドワイステクノロジーさんの木質ラーメン構造を採用しております。ラーメン構造とは、接合部が固い「剛」接合となっている工法です。1階から桁まで一体の門型フレームで支えて大きな空間でも強い構造を実現しております(耐震等級3、基準法1.5倍)。

外観からは想像できないような、木に溢れた住まいです。

JBN次世代の会in静岡

昨日はJBN・若手経営者グループ「次世代の会」を静岡県で行いました。静岡県はJBN内でも県単位の工務店会員数が最も多く、横の繋がりもあるので全国の中でもモデルケースと言われる場所になります。その中で次世代の会のメンバー、大功建設の大瀧さん、鳥坂建築の杉山さんを皆で訪れました。
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右でご説明をしていらっしゃるのが大瀧社長です。御年75歳という事ですが、とてもそうは見えないエネルギー溢れる現役社長です。会社近くに建てられたモデルハウスの特徴を丁寧にご説明いただきました。
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そして次を担う大瀧専務ご夫妻です。ご自宅を事例として雑誌にも度々掲載されております。想像通り素敵なご夫婦です。最新の家づくりだけではなく、メンテナンス事業など新たな取り組みも次々打ち出して活動されております。
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続いて鳥坂建築さんに伺いました。大きな作業場と材料がある、昔ながらの大工中心の工務店です。それでも何が違うのか。それは徹底的に丁寧に・マメにお客様と接している信頼関係なのだと私は感じました。
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大工さんは15名社員として所属されております。下小屋では若い大工さんが親方から熱心な指導を受けておりました。大きな広間には皆が集まり、文字通りファミリーとして会社を組織しております。
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立っていられるのが杉山会長で、その下が杉山社長です。自ら「楽しんで」仕事をすることが大事、とお話しされておりました。今回地域ブランド化事業で初めて長期優良住宅を手掛けました。この点においてもJBN活動のモデルケースとして素晴らしいことだと思います。
今回の2社は車で10分少々の距離にあります。しかしお互い良い刺激になってそれぞれの持ち味で地域工務店としての役割を担っておりました。お客様宅へ伺った時の様子は、正にそれです。私も良い刺激を沢山受けることができました。大瀧さん、杉山さん、そしてご訪問させていただいたお客様、ありがとうございました。

本漆仕上げに漆喰の白壁が映える和モダンな趣の住宅

昨日はI様邸の完成見学会を行いました。

あいにくの天気でしたが、天候が良くなった午後からお客様が見え始め、終われば20名以上の御来場がありました。

ありがとうございました。

この現場も見所はたくさんあります。

先ずは何といっても本うるしによる仕上げです。

白い壁は漆喰です。来場された方も、皆「なんか落ち着くね」とおっしゃっておりました。

以前も書きましたが、日本人のDNAにはインプットされているマテリアルなのでしょう。
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階段から見上げた様子です。
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洗面カウンターはクリ材です。お客様と一緒にマルダイに行って購入したものです。素材の自然なカーブも活かします。
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玄関の敷台にもクリ材。框は樫を使いました。意外なのですが、硬い樫の木の方が漆の吸い込みが良いようで、濃く出ます。
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大工作りのシステムキッチン。扉材は栓です。これからうるし塗装となります。
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和室には芯去りの秋田スギです。柾目が大面に来るのが特徴です。その他の洋間の化粧柱も秋田スギです。秋田県は大館の沓澤製材所さんから届きました。
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浴室はハーフユニットを使ってみました。腰上には青森ヒバです。システムバスではこの木の香りは出ません。でもブログには香りは伝えられません(泣)。
うるし塗りは全てお客様がなされております。今後も塗師として仕事を募集されるそうです。青木工務店でも今後お願いすることとなります。御興味のある方、いかがでしょうか。
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その他にも建物のいたるところに施主施工が。寝室や洗面の珪藻土はお友達の皆さんといっしょに仕上げたものです。家作りが思い出作りになりました。

200年住宅第一号完成

昨日は青木工務店の作る200年住宅第一号が完成し、完成現場見学会の実施となりました。

年末も差し迫ったこの時期にもかかわらず、多くの方にご来場頂いたことに心より感謝致します。

こちらの建物は建物そのものだけではなく、その背景に多くのドラマを抱えています。

特にお客様の要望は、

  1. ご子息の友人である石倉大工に出来るだけつくってもらうこと。
  2. 今までに家にあった優良古材を出来るだけ使用すること。

何れの要望も他に変えがたいオンリーワンです。
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大きな吹き抜け空間に浮かぶ信州赤松のタイコ梁。火打ちの変わりに見えないところで水平剛性が取れる金物ですっきりとした空間となっている
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北側の大きな窓は意外なほど明るい。手前のカウンターには在庫のラオス杉を使用。無垢材とは思えない木目。
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和室の天井には以前の家に使われていた鏡板を再利用。ご親戚の家にもこの材料が使われているという。少なく見積もっても80年前。当時は帯のこは無いので大木を木挽きでゆっくりと挽かれたのだろう。
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この雪見障子、欄間障子も再利用。雪見障子の腰板も天井の材料が使われていたそうだ。
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濡れ縁からLDまで一本で伸びる丸太の長さは8M。これも以前の建物の再利用材。
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二時間ほど床暖房、エアコンを入れて壁・天井の温度を測定。20度を超えたところで全ての暖房をオフ。これで高断熱高気密は快適な室温をキープする。温まった躯体から輻射熱が発せられるのだ。