「業界活動」カテゴリーアーカイブ

住宅リフォーム紛争処理支援センター

一昨日は夜から都内に移動、市ヶ谷の公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの会議室をお借りして、定例の勉強会に参加をしてまいりました。
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こちらの部長の平井さんが行った、自宅のあるマンションの修繕工事の経験から住宅の維持管理等の在り方を皆で討議しました。

巨大なマンションなので、住民の合意形成が大変な事は想像していますが、話を聞くとやはり相当なものですね。人の闇の部分も感じたりします。私は戸建てでの生活が多かったのももちろんですが、やはり戸建てが気楽で良いかなと感じました。以外に修繕積立費用は戸建ての方が安かったりしますね。

他にも、加齢に伴う家族や家の在り方にも討議しました。私の様に、生まれも育ちも大和、仕事は経営者なので定年は自分で決められるというのは見ようによっては幸せな事のようです(私もそう感じていますが)。

大学で地方からこちらに来て、その先どうするのか。子供の成長と独立。その子供は実家の場所が変わったらどうするか。色々と考えさせられました。

災害協定締結団体懇談会

月曜日は神奈川県からのお声掛けで、災害協定締結団体懇談会に参加しました。締結団体である全木協神奈川県協会の活動です。

昨年に続き御担当の方と、移動で新しく着任された方と色々ですが、普段の面識がある事で非常時にもスムーズな連携が出来るものと思います。

今年も熊本、島根と大地震が続いており、日本は地震活動期に入ったという専門家もおります。課題はまだまだありますが、着実に前に進んでおります!
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あすなろ建築工房さんモデルハウス見学

先週の水曜日ですが、JBN次世代の会で横浜のあすなろ建築工房さんの新しく完成したモデルハウスを見学させていただきました。

社長の関尾さんとは同じ次世代の会のメンバーであり、神奈川県のJBNの役員でもあり、その他諸々とご一緒になる機会の多い方です。そしてモデルハウスは関尾社長のご自宅となります。
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普段からあちこちで勉強をされている関尾さんらしい、アイディアに満ちた素晴らしい住まいです。 続きを読む あすなろ建築工房さんモデルハウス見学

ベクトルは同じです☆

このところ、あちこちの様々なお仕事でブログに掲載したい事が色々で掲載が遅れがちです。先週木曜日は水道橋の住宅金融支援機構のすまいるホールにて、リノベーション推進協議会さん主催の住宅の長寿命化リフォームシンポジウムに参加しました。
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このシンポジウムは東京と大阪と2会場で行われます。国交省から住宅生産課と不動産業課 続きを読む ベクトルは同じです☆

外壁板張り準耐火構造の試験スタート!

先週から、公益法人日本住宅・木材技術センターにて、一般社団法人JBNの防耐火委員会活動で進めている、準耐火構造の大臣認定の為の試験をスタートしました。
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試験体の最終チェックを行い、サイン!

仕上げは可燃物として条件が悪いとされる塗料で 続きを読む 外壁板張り準耐火構造の試験スタート!

森林見学バスツアー開催!!

毎年この時期の恒例となりましたが、今年も全木協神奈川県協会主催の森林見学バスツアーを行います!!
開催日:平成28年11月26日(土) 09:00から17:00まで(横浜駅出発、解散)

神奈川県産木材使用の新築住宅の見学、実際に山に入り伐採現場の見学、製材所の見学というスケジュールになります。また、当日は神奈川県の担当職員さんより神奈川県の森林の事情などもレクチャーいただけます。きっと森と生活との関係がもっと身近に感じられると思います。
お申込みは、会のホームページでもありますが、先ずは弊社までご連絡ください!

小田原市地域産木材利用拡大調査検討委員会

昨日は業界のコンサル業務を行っている山田事務所さんからのお声掛けで、JBNとして小田原市役所に行っておりました。小田原市地域産木材利用拡大調査検討委員会の第4回ゲストスピーカーとしての参加です。

小田原市では林野庁からも人材を受け入れ、木材資源の活用を進めております。これまでも木造応急仮設なども独自で計画している話を聞いておりました。昨年10月に着任された笹木さんが先ず私を迎えてくださいました。
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山田事務所さんはこの委員会の事務局を市役所職員さんと一緒になされているそうです。参加者は林業関係の方、製材、材木流通、地域の名士の方、学識経験者等さまざまです。 続きを読む 小田原市地域産木材利用拡大調査検討委員会

総厚54mmのスギ板壁の燃焼実験

2006年10月19日に当時弊社会長の青木が会長をしておりました全建連で行った落とし込み板壁(総厚54mmのスギ板の壁)の技術開発時の実験映像です。(一社)JBN・全国工務店協会では室内外の木材利用を更に促進するために、防火・準耐火構造の大臣認定取得を目標に新しい実験を続けております。

木造建築の火事への不安? を心配される方も多いのですが、火事は発生してから燃え広がるまでは内装材や家具類が燃えるので「木造」「鉄骨造」「RC造」など構造の種類を問うものではありません。

構造躯体が可燃物である木造の軸組部分までに火事を食い止められれば安全性に代わりは無く、むしろ燃焼中に構造耐力が一気に減少してしまう鉄骨造よりも安全という消防士の方もおります。


– 動画解説 –
燃焼炉から試験体を外した時の映像をご覧戴ければ判る様に、片方では板が物凄い勢いで燃えていても、実験中の裏面では人が近づいても安全な温度となっている事が水分を含む材料である木材の燃焼時の特徴です(実験初期段階の白い煙は水蒸気です)

裏面温度が上昇してしまう一般的な材料では燃え抜ける前に裏面から火災が発生する恐れがありますが、木材は裏面温度が上がらないので燃え抜けるまで安全に避難ができます。

そして、木材の燃焼速度は1㎜/秒程度なので、30㎜厚の板材を外壁に使用すれば30分は安全に避難できると考えらえます。

※この映像で実験開始から右上部に煙が噴出しているのは板材の節部分の処理が不十分であった為と考えられます。