水曜日は東京ビッグサイトで行われていたYKKAPフェンス2024を見に行きました。
業績絶好調のYKKAPということもあり、今回は東京ビッグサイトでメーカー単独での展示会だそうです。
その気合いの入れようといったら凄かったです。
展示会のマップには現れませんが、面積的にはエクステリアを重きが置かれているようでした。
確かに魅力的なものも多かったですが、私の興味はやはり木造住宅を構成する部材関連です。
断熱等級7を想定したインセット納まりのカットサンプルがありました。
プロが見ると色々突っ込みを入れたくなる部分です。
市場調査も兼ねて説明の方には私も多くの質問をさせていただきました。
特に施工区分について交わりがちな部位なので明確にしなければなりません。
今月からはこの付加断熱納まり用の水切りが販売されるとこの事です。
防火には課題が残りますが、メーカーとして販売をする事に先ずは拍手です。
納まりなどまたカタログで確認したいと思います。
他にも撮影禁止の新しい技術はとても参考になりました。
リサイクルについても樹脂製品の事では気になっていたので早く実用化して欲しいと思いました。
トリプルガラスの木製窓、APW651も実物を初めて見ました。
国産桧を使用したところも素晴らしいです。
なんだかプロトタイプ感がありますが、開発者の苦労が見えるようで私は感動しました。
青木工務店の番匠木工で作った方が安くてカッコよく作れますがカタログ品で性能も明らかというのはまた使う場面でありがたいものです。
桧の耐久性を上げるためにアセチル化をさせたとの事。
無水酢酸を加える化学反応ですが、木片のサンプルでは確かに酸っぱい匂いがしました。
外側はアルミクラッドとなっていて室内側も桧の香りがなくなったのは少し残念な点とも言えます。
今回の会場は南棟で、私も初めての会場でした。
屋根の躯体はLVLでしょうか、木質材料が使われておりました。
私は初日の午後に訪れましたが、大盛況でした。
かつての青木工務店担当のスタッフさんにも久しぶりに会えたのも嬉しかったです。
素晴らしい商品と技術でいつもありがとうございます。