窓サッシからのサイン

一年で1番寒いこの時期、自宅の窓は朝起きるとだいたいこの様な状況です。

我が家はアルミ樹脂複合のサッシに空気層12ミリ以上の遮熱型LOW-Eペアガラスの防火窓です。建設当時はまだ樹脂製サッシの防火窓がまた一般的にラインナップがされていなかったでこのスペックが最高の断熱ランクでした。

シングルガラスの家はガラスの結露が早いかもしれないですが、断熱構造のサッシはガラスよりも額縁がまず結露してしまいます。アルミ製ならばもちろん、アルミ樹脂複合の断熱構造でも枠の方が早く結露します。そして枠の冷えた温度がガラスに伝わり、ガラスの縁が結露します。

窓サッシの結露は窓から自体が排水できる構造なので後のカビの発生などに気をつければ建物自体の痛みに問題はありません。

家の中で1番早く起きる方ので目立つし、住まい手の注意を喚起するサインです。

断熱不良で窓サッシが結露せず、壁体内結露はとても怖い現象です。また窓サッシの結露で室内空気の湿気を賄いきれず、別の部位で結露がし始める事も避けたいです。

皆さま、冬場の静かなサインを見逃さないようにしてくださいね。