先週の報道で、大手ゼネコンが建設した学校建築の壁の中に廃材の石膏ボードが不法投棄されていたというニュースがありました。
このゼネコンさんは最近は木造に力を入れている事を前年度に私も出席していた国交省予算の委員会でも事例発表で知っておりました。
そして神奈川県内でも木造小学校を手掛ける事も報道でありました。
今ではそんなことはしないでしょうが、イメージは悪化しますよね。
不法投棄の件は25年以上前の事で当時の方々の中でどの様な経緯があったのかは調査中であると思いますが、一般的に当時はやって良いのか悪いのかといえば「悪い」のだと思います。
今では産業廃棄物処理でも特別枠で、買うより捨てる方が高いかもしれない材料です。
細かく繋げても廃材が少なくなるように使い切りたい気持ちはありますが、表面の仕上げ材のクラック等が発生する可能性が高まるのでできるだけ大判に使う用に現場では指示しております。
そういえばアスベストも昔は安くて丈夫、熱にも強いと素晴らしい材料で使用が促進されておりましたが、今では入っていてはダメ、作っても輸入してもダメという材料で、間もなくその対応も更に強化されることになっております。
私たちは未来のためにも知る限り余計な負荷を低減する努力をしなければなりません。