東京オリンピック2020が閉幕

先週の8日日曜日に、東京オリンピック2020が閉幕しました。

新型コロナウイルスが蔓延している中でのオリンピック。

もともと2020年開催を1年延期して2021に開催したオリンピック。

復興五輪だ、開催中止をするとか、色々と言われておりましたが終わってみて皆様はどう思われましたか?

私も振り返ってみます。

両親がまだ生きていた頃に(すでに病が進んでいた事もあって)父が2020年を夫婦で見ることが目標だと言っていました。

そして先に母が亡くなり、父もオリンピックを見る前に他界しました。

父は肺がメインの病気で免疫力も低かったのでコロナの中だったら直ぐ感染して大事になっていたと思うのでそれはそれで良かったのかもと思います。

私は1964年の東京オリンピックを実際に生で体験した人の話が少し羨ましかったので、是非家族で生で見たいと、それこそお金に糸目を付けず開会式やら競技チケットに沢山応募していましたが全て落選していました(青木家はくじ運が著しく低いからなのですが、これも結局無観客客開催となったので実現できない事となりました)。

競技では結果によらず競技後に相手を称えリスペクトする姿が見れると子供達にも話をしてスポーツ競技を通じた勝負への姿勢を教えました。

そして、私は選手それぞれのエピソードを知るのが好きです。

皆さんそれぞれに背負うもの、背負ってきたものがあり、支えてきた人たちも含めそのストーリーには胸を打つものがあります。

夜の寝る前の少しの時間と、あとはダイジェスト版のみを見るだけとなりましたがそれでも色々な話が聴けて良かったです。

そしてメダルの数。

代表に選ばれながらそもそもコロナへの心配で参加を見送った選手や感染による棄権を余儀なくされた選手もおりますが、それでも結果は金27、銀14、銅17と合計58個のメダルが日本選手たちに与えられました。

幼少から見ていたオリンピックでは、日本がこれほどまでメダルを取れていなかったと思います。

先入観がない若い選手たちの活躍に、日本の将来の希望をいだくことができました(言い過ぎ?)。

費用対効果などマクロ的な数字は正確な資料が無いので控えますが、その是非は今後の未来で判明することとなるでしょう。

私は今は、開催して多くの事を知れたことや潜在的な課題もある程度浮き彫りにすることができた良い大会だったと思っています。

さあ、パラリンピックにも色々なドラマが待ち構えていると思いますのでまた楽しみにしたいと思います。