同じ建築士が全て内製設計するということ

栄区Y邸は実施設計をコツコツと進めております。

構造は伏せ図スケッチを作成し、構造計算ソフトに入力。

そこから強さとバランスを見ながら調整し強い建物にしていきます。

そして続けて外皮断熱計算まで一気に進めました。

プラン作成時から構造をイメージしていますが、思いのほか水平構面の調整に手間取りました。

耐力壁線間距離とこだわっている剛芯のバランスのちょうどよい折り合い点を模索し、結局野地合板を詳細設計法を行いその数値を入力することとしました。

梁の許容応力度計算は無等級スギですべてクリア。

どんな樹種でも対応可能です。

効率化の名のもとに設計業務をいくつかアウトソーシングをする会社が多いのですが、実際は内製でできない会社が多いのが事実です。

建築士だからって皆が木構造の伏図を作り、構造計算ができるわけではないのです。

構造や外皮断熱計算からまた意匠図に立ち戻り修正することになるので同じ建築士だとミスが少なくて済みます。

分業は効率を突き詰めると「言われてないから」「図面に書いてあるので私の責任ではない」なんてことになります。

また施工的な納まりや設備配管配線経路なども想定していきます。

お客様の顔を思い浮かぶながら設計を進めているので、そんな思いが建物を介して伝われば嬉しいですね。