先週の金曜日は電材会社ミューハウスさんの段取りで社内向けウェブセミナーを開催しました。
内容は「V2H」です。「V2H」は「vehicle to home(ビークル トゥ ホーム)」の略で電気自動車電力の家庭内利用の技術です。
必要に応じて電気自動車の電気を家庭に戻して利用できる。
ピークシフトにも、余剰発電対応にも色々と利用が考えられる素晴らしい技術です。
2050年カーボンニュートラル社会に向けて日本も本格的に舵を切ってからは青木工務店のお客様からも電気自動車対応の問い合わせが新築だけでなくリフォーム工事でも増えております。
社内でも知見を増やし、適切な提案と想定できる範囲の準備工事などができるように社内講習を計画いたしました。
ご説明をいただいたのは、この分野のリーディングカンパニーであるニチコンさんです。
間も無く出荷実績も1万台になるそうですよ。
設置型蓄電池と比べ電気自動車の電気容量ははるかに大きく、車としても利用できるので実用性の点でも電気自動車の期待は大きいと思います。
そして通常のコンセント電源からの充電よりもV2Hでの充電は半分の時間で充電できる事も特徴です。
また現状V2Hは全ての電気自動車に対応している訳でなく、相性が良いのは日産自動車の電気自動車になります。
プリウスPHVも必要なメーカーオプションがあったり、テスラやメルセデスベンツなどの海外自動車メーカーは基本的に対応できていないようです。
青木工務店でもV2Hの採用に向けた提案を必要に応じて進めていきたいと思います!