業界誌の報道で知ったのですが、フランチャイズを構成しているアキュラホームのJHABnet(ジャーブネット)が年内に解散するということです。

施工方法や資材の購入など地域工務店を組織化していたのがこのジャーブネットでした。

解散について報道では「地域工務店・木造住宅を主役に、などの使命を達成できた」という事で発展的な解散という事です。

主催する宮沢社長は「カンナ社長」という愛称でテレビCMにも登場しておりました。

私の父も業界の集まりで交流があったそうで、父は一般社団法人JBN・全国工務店協会を立ち上げ、アメリカのNAHBのような地域工務店の業界団体を作りたいという想いでしたので、地域工務店の復興を目的とする点では同じ方向であったと思います。

私がラジオでも何度もお話している通り、建築物省エネ法や建築基準法の改正施行が2025年４月と目前控え、業界はまた大きく揺れ動くことは確実です。

まさにこれから地域工務店は正念場を迎えると私は思っております。

そんな時期に解散するのは一体どうしてなんだろう、というのが私の率直な気持ちです。

入会していた地域工務店はこの先の事を認識しているのでしょうか、、、、。

とはいえ同社が業界に果たした実績はとても大きいものだと思います。

報道では特に触れられておりませんでしたが新たな一手がどんどんと生まれてくるでしょう。

楽しみです。