金曜日は午後からずっと講習会受講をしておりました。場所は新木場にある木材会館です。
木場という場所はその名の通り古く江戸時代から木材の集積場として栄えたのでした。今でも多くの木材問屋さんが軒を連ねております。そしてこの木材会館は内装の木質化と最上部となるホールが木造の屋根でつくられております。
受講内容は木造校舎のJIS A3301です。今年の3月に約60年ぶりに大改正されました。かつては学校建築は木造が中心でした。それが鉄筋コンクリート造に変わり、そして再び公共建築物等の木造化法令に伴って木造の校舎が建てれることになります。木造に明るい構造設計者が少ない事と、審査する機関の負担も軽減するためにこのJISは型式認定のように単位ユニットとルールに従って使われることとなります。
もちろん、学校建築以外にも利用されていくことでしょう。講師は来週もお会いすることになっている東大の稲山先生です。説明もとても興味深くワクワクしながら聞いておりました。