小児科医 真弓定夫さんのドキュメント映画

30日日曜日は家族でシリウスへ映画鑑賞に行きました。

かねてから交流のあるとこちゃん保育園の「よしこ園長先生」のお誘いで青木工務店として協賛をしておりましたドキュメンタリー映画「甦れ 生命の力」の上映会です。

主催はYamato子育てママ応援プロジェクト(通称:ママプロ)さんです。開催にあたり皆さまご準備等お疲れ様でした。

映画は薬や注射を使わない小児科医「真弓定夫さん」、出産前まで家事などで働きながら自然分娩の進める「吉村正さん」などが出演されるドキュメンタリー映画です。

冒頭には映画でもご出演されておりました真弓先生のお嬢さんと真弓先生に感化された歯科医の先生(名前を失念)、座間の麦っこ畑保育園の大島園長が登壇されました。

映画では(すごくおおざっぱですが)真弓先生が推奨する「自然治癒力」を「水、空気、食べ物」、下がりつつある「子供の体温」といったものから「野生動物にならって」取り戻そうというものです。

特に体温は昔の子供に比べて平均体温が1度以上下がっているそうで、体温が下がるほど免疫力が30%は下がるという事でした。

座間の麦っこ畑保育園では前の園舎では焚火をしたり、一年中窓が開けっぱなしで過ごしたりと野性味あふれる保育園でしたが、諸事情で認可保育園に移行するにあたり新しく園舎を建て替えることが必要となったことも触れられておりました。新しい園舎が木造だったことは私も喜んでしまいました(笑)。

出演されている子供たちの輝く笑顔が何より印象的な映画でした。

私が持ち帰った課題は「部屋の室温」でした。

基礎代謝を上げて体温を自然に高めに保ち免疫力を上げるには部屋の温度は一定でない方が良いわけです。

一方で国の省エネ基準や医療的な視点では必ずしもそういう事ではありません。HEAT21でもレベルに従って部屋の最低室温を決めております。

建物が立地する場所と利用する中心の年代に応じた、建物の耐久性と省エネ性の適度な断熱レベル感と、開口部を開けた時・閉めた時と建物の室内環境を「利用者が」コントロールできることが大事だな、と帰りながら考えておりました。