Amazonでぽっと出てきたこの本。「木造校舎大全」という本です。購入している本の傾向が出ているようで面白いですね。
私が普段から読む専門書ではないのですが、一般的にどうみられているのか興味深いので購入してみました。
調べてみると、著者の角皆尚宏さんは現在27歳の若い男性でした。
私も含め木造校舎で学んだ経験がほとんどない世代ですが、木造校舎の魅力に惹かれて写真を撮り続けているそうです。
日本人のDNAに木造建築がいかに刷り込まれているのか、良くわかります。
いくつかは私も訪れた学校がありますが、ほとんど知りませんでした。チェックして私も実際に行ってみたいと思います。
写真撮影後に取り壊されたり焼失したりと最近までもどんどんと減っているのが本の中でも紹介されておりました。
そして最近建てられた木造校舎もほんの少しだけ紹介されておりました。
最近の傾向も書かれていましたが、これは設計者の好みなのになぁとこの傾向を残念に感じました。
先に紹介されている、古い木造校舎を現在の耐震性・防耐火性能で十分に蘇らせられる事ができるようになっております。
スタンダードで安全でコスパの良い木造校舎、造りたいと思っております。