娘を思う親の気持ち

北朝鮮拉致被害者家族の横田滋さんが亡くなった報道には多くの方がショックを受けたと思います。

私もその一人です。

この所拉致問題が解決へ進展している報道も聞かなかった中でしたので尚更でした。

母の実家が近くなので、私は子供の頃に鶴ヶ峰駅で被害の訴えを続けていた横田夫妻の姿を見てこの問題を知ることとなりました。

昨年は神奈川県庁にはめぐみさんの顔がある横断幕もつけられておりました(昨年のこの時期の私のブログに書いています)。

子供が突然居なくなりずっと探し続けた人生はどんなものでしょう。

想像するだけで胸が苦しくなります。

そして孫娘からの呼びかけで横田ご夫妻に訪朝を促されたときには(北朝鮮の思惑も考慮して)私欲を排して被害者問題全体解決を優先して行かなかった事など、強い意思がなければなかなか出来ない事です。

画面越しですが優しい言葉使いの中に確かな芯の強さを感じていました。

酷な事ですが現世では再び逢うことは適いませんでしたが、幽体となって北朝鮮に渡りようやくめぐみさんに寄り添っているかもしれません。

心より御冥福ををお祈り致します。