昨日は秋晴れの気持ちの良い天候の中、セブンスデー・アドベンチスト教団さんの寄宿舎棟のお引渡しでした。
アプローチは大改造となりスロープと車両の通行を確保しながら、耐久性確保やシロアリ対策をしつつ、横浜市条例をクリアしたものです。良く追っつけました。
緑に囲まれた敷地は新築ながらこれまでもこの建物がここにあった様な雰囲気にしてくれます。
高低差のある敷地は高基礎で対応しました。
室内からも窓から見える緑が映えるますね。
床はチーク無垢フローリング、腰板は二宮さんのやみぞ美人(スギ)です。
中央の太柱は会社で在庫で眠っていたモミの木です。
樹種の指定があったので私が思い出して引っ張りました。こうして陽の目を見る事になり嬉しいです。
右側の建具は古家のガラスを材料した番匠木工で制作した建具です。
厨房設備は設計監理の佐藤さんからご紹介いただいたオーダーメイドの素晴らしいものです。
美味しいものがこれからたくさん作られていくでしょう。
長い廊下には各個室の入口が見えます。
こちらは車椅子対応の個室です。
洗面陶器は私が提案した車椅子の方も使いやすいタイプのものです。
こちらはシングルルームの水回りです。
流しは厨房と同じ会社のもので、コンパクトながら深さがあり洗濯対応を想定しております。
共用廊下にあるバリアフリー対応のトイレです。
始めてオストメイトを設置しました。
懐かしい雰囲気のタイル流しも設計監理の佐藤さんの指定品です。
階段はヒノキに滑り止め部にセランガンバツのデッキ材を組み入れました。
蹴込が斜めで段鼻に合わせてあるので爪先が引っかかりにくいディテールは佐藤さんのこだわりの一つです。
杉の一枚板を窓枠高さに入れた計画的かつ丁寧な施工。さり気なく。
設計監理はテクノプランの佐藤さん。現場担当は山田部長、担当棟梁は村木でした。
完成の施主検査は大勢の皆様がお越しになり、記念の撮影や労いのお言葉をいただけました。ありがとうございました。
さて、続けて来月から同じ敷地内にもう一つの新築工事が始まります。引き続き皆様どうぞ宜しくお願いします!
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