13日の夕方から昨日まで、広島県に出張で行っておりました。全国の工務店組織、JBNの全国大会です。
初の地方開催であり、気合の入ったイベントです。
JBN工務店で仕事をしている大工さんの技能大会も行われました。大工さんはどの様にして育つか、ご存知ですか?残念ながら大手ハウスメーカーなどは大工さんを直接育てておりません。そのほとんどは中小工務店が育てているのです!
日本地図に、全国の加盟工務店の名前がずらりの並んでおります。
大会には目標を大幅に超える、800人が参加をいたしました。工務店業界はここにあります。これまで流通主導(今でもその様な集まりが沢山ありますが)の工務店の集まりばかりですが、JBNは工務店自らで集まった全国組織なのです。
JBNは長期優良住宅で大きく成長しました。長期優良住宅の産みの親でもある、福田康夫元総理大臣をお招きして、基調講演も行われました。
余興には、私も応援している大阪の女性デュオ「想ワレ」ちゃんが登場しました。JBNの工務店の唄「おかえりなさい」を初披露してくれました。暖かな家づくり、家まもりを感じられる素敵な唄でした。次世代の会の皆で肩を組んで唄いました(私は一番左です)。
翌日最終日は午前中いっぱい勉強です。JBNの委員会がそれぞれ5つの分科会「地域の連携とブランド」「環境」「既存改修」「大型木造」「住宅既存流通」に分かれて同時に行われました。会場の工務店さんからは「どれも聴きたいのにどうして同時にするんだ!」と怒る人もおりました。実践から生まれる勉強会は生々しく、そして皆が参考になることばかりなのです。私はこの第五分科会のパネラーとして壇上に上がりました(案内文が間違っておりました。物流ではなく、流通です)
全国に750万戸あるといわれている空家を流通させる。国の新たな、大きなテーマを地域工務店としてどう対応していくか。私も今年様々な見学や知識を得て、答えは地域によって違うものと確信しております。ますますやる気が出て参りました。
実は来年、この全国大会はホーム横浜開催予定なのです。