昨日は大磯町T邸が無事に上棟致しました!
T邸はオール国産材の長期優良住宅です。
大磯の町並みに溶け込む和風の外観をもちながら、偏芯率0.1以内の耐震等級3で外皮断熱性能もHET20G2レベルをクリアする高性能住宅でもあります。
誇らしげに神奈川県産の丹沢桧が刻印された柱。
いつも市川屋さんありがとうございます。
梁桁にも杉材が使用されております。
ケラバ妻壁は横垂木受けるために登り梁が架けられます。
普段の標準的な矩計よりも2階がかなり低く設定しているのは、外観のプロポーションを意識したものです。
いわゆる業界の黄金比なのですが、これが下屋が廻る事によって更に低く格好よく見えます。もちろん、できるだけ圧迫感の無い様に勾配天井などで広がりを持たせています。
土間と和室を繋ぐ大黒柱は在庫の4寸角の桧が使われました。
かかる梁の下端には引き戸建具の溝が入れられ玄関正面のポイントになります。
大きな土間と広い濡れ縁、和の住まいの雰囲気と現在の技術が融合した住まいとなっております。
作業終了時にはT様よりお気遣いの品々をいただきました。ありがとうございました。
現場担当は浅見、担当棟梁は横田大工で進めて参ります。
引き続き安全第一でご安全に!