先日、住宅ローン専門家・ホームローンドクターの淡河さんと打合せの際にお話した時の淡河さんからきいたの一言。
「住宅ローン選びはルーザーズゲームで良い」
当面の金利など少しでも「得」を考えすぎて、その時想定していた前程が崩れた時に大火傷を負うよりも、負けない条件から整理したローンの選び方をする方が大事であり、「得」の差もきちんと考えれば差は気になるほど無いことが多いと。
スポーツで言えばサッカーや野球の様な一点の重みが勝ち負けを決するものより、ミスを出来るだけ減らして勝つ卓球やテニス、バスケットボールのイメージだと。
なるほど、これまで6000以上のコンサルを手掛けた方の言葉は深いなと思いました。
私自身も社長業として色々な事を薄く広く知りながら、技術者として得意分野は掘り下げて知識を蓄えています。
一定の範囲を超えると、専門外の事は信頼できる専門の方にしっかりとアドバイスを得た方が良いという考えです。
毎日仕事に追われている中で一日に何度も株価の値動きや為替のレート、国債の動向なんて見ていられません。
仕事がそのような専門の方以外、多くの方がそうでは無いでしょうか。
不確定事項を出来るだけ廃して、損切りできる範囲が明確にして、判断基準を明確にしておく、そんな選び方もしっかりと提案していかなければと改めて思いました。