3年に一度の更新となる、適合証明技術者証が届きました。
今回から建物インスペクション資格の既存住宅状況調査技術者と更新時期が完全に揃うように制度が整理されております。
こちらは住宅金融支援機構のフラット35のリフォーム系融資において要件となる内容の整合性を建築士が確認するための資格です。
これまでも高齢者向け返済特約制度でのフラット35利用や既存住宅売買で何度か出番がありました。
しかし毎度毎度と不正が発覚する分野でもあります。
なんで減らないのか私は疑問なのですが、私の印象では不動産屋営業からの過度な要求も大いに関係すると想像しております。
私自身も、公開されている適合資格のリストから知らない不動産屋営業マンから連絡があり「今平塚にいるのですが、これから建物の調査をして明日にも適合証をもらえないか」といった話を受けた事もありました(そんなにヒマしていませんよ、、、、)。
また別の方へ私からも「現場検査をして要件に適合していない場合でも検査費用は同じようにいただきますよ」と事前に伝えたところ、断られたこともあります。
検査をするのは同じですから当然なのですが、、、。
そんな中で「現場を見ないで適合証を発行した」などの不正が今でも起こっているようです。
私たちもできるだけ要望に沿いたいと思いますが、、、、。