先週月曜日は青木工務店も所属している神奈川県宅地建物業協会の県央東支部講習会で「財産と命を守る防犯マニュアル」と題した元刑事の佐々木成三の講演を聴いてまいりました。
チャリティー講習会という事で会員外の一般の方が多く参加されておりました。

この佐々木さんは私はこの日初めて知ったのですが、テレビにも何度も出演されている方でした。
とても大切な内容が多かったので皆様にも一部共有したいと思います。
来賓の挨拶は大和市長と県央東支部の市が管轄下にある大和警察署と海老名警察署の署長でした。
市長からは大和市は防犯カメラの設置個所が378か所でカメラは914台と県内1番という事です。
市長就任後は警察との連携を深めてカメラデータの開示までの手続きを改訂しスムーズ開示できるようにしたそうです。
それほど確認機会が多くそれだけ犯罪も多いとも言えます。
警察署長からは犯罪件数が昨年の大和署管内は2263件(前年比+298件)、海老名署管内は906件(同+180件)と10から20%上昇。
ちなみに大和署は神奈川県でワースト1位の件数になっています。
昨年の特殊詐欺被害金額は大和署管内で8億8500万円。海老名署管内が1億5100万円。
金額でも神奈川県内で大和署はワースト1位とのことです。
さて、本題の佐々木さんのお話です。
通信技術の進化と生成AIの進化で犯罪はどこからでも行えるようになり、また標的も人工集約地だけでなく全国どこでも狙えるようになったことがこれまでとの違い。
防犯リテラシーが比較的低い地方の方への意識改革が必要。
オレオレ詐欺はかつては高齢者が被害者だったのが人生経験不足とAIの進化で若年化が進んでいる(リアルではなく画像に慣れていて騙されやすい)。
平均被害額は令和4年は218.6万円/件だったのが昨年は521.8万円と倍増。
このところ特に多い警察官を名乗った詐欺に絞ると910.8万円/件とさらに高額に。
警察官を名乗る画像などディープフェイク(AIによる画像処理など)で巧妙化。
昨年の特殊詐欺被害は全国で1414億。
SNS投資詐欺や国際ロマンス詐欺を含めると3241億!
闇リストの存在で個人情報はすでに漏れているという前提で考える必要がある。
元はかつて個人情報が掲載されていた卒業アルバムと言われている。
犯罪に対しては自分で自分を守る時代へ。
アナログの判断力とデジタル対応の融合が必要。
知っているようで知らない、ファクトチェックの徹底。
便利家電(迷惑電話防止機能付き電話機、マイク・通信機能付防犯カメラ、通信機能付ドアホン)など。
スマホパスワードの状況チェック。
周りに相談。
先ずは知ることが防犯への意識を高め備えになる事と良く分かりました。
私は特にファクトチェックについて、会社にも掲示し子供たちにも常に言い聞かせている「信じるな、疑うな、確かめろ」がまさに当てはまるなと思いました。
皆様も参考にしてみてください。