大和市N邸は解体工事前の作業として、シンボルツリーとなっている梅の木の移植が始まりました。
いつのまにか蕾が大きくなり、花もちらほらと咲いております。もっと早く行えばよかったかな、と心配をしておりましたが、今回作業をお願いした生駒植木さんは葉が付くまではベストな時期ということでほっとしました。
大きく傾いて育った木は、掘ってみたところ枝ぶりを支える為に逆方向に根が伸びておりました。
また、地表近くの幹には腐れが見えておりましたが、根もそれなりに傷んでいることがわかりました。吊り上げる作業でも木を痛めないように、とても丁寧に養生がなされております。
この様な状態になると、木も生き物なのだなととても良く感じます。
工務店は住宅に関するあらゆることに携わりそれなりに知識を得ますが、生きた植木については私の知識は一般レベルなので作業にもとても関心があります。
今日はいよいよ重機で運び出して植え替え作業です。無事に根付いてほしいですね。