今週は日曜日と月曜日にかけて1泊2日の研修旅行に社員と大工とバスで行って参りました。今年は栃木県の那須方面です。

会長は体調不良で欠席、浅見と齋藤も試験を控えてお休みでしたが、他は皆元気に参加です。乗り込んで早速缶が開く音がしておりました笑

最初に訪れたのは栃木県矢板市にある矢板武記念館です。荒野原だった所を農業や生活のための用水路などを整備した矢板武さんの家です。リアル長期優良住宅です。

矢板武さんの肖像画です。苗字が地名になるのはどんな気分なのでしょう。明治時代は人一人の社会影響が今よりも大きかったのかもしれませんね。説明員の方は建築のことは聴かないでと最初から私達への説明は放棄していました笑

家の中で一番格の高い部屋です。柱は秋田県の様に珍しく柾目使いでした。

床脇の棚は座敷にしては高かったのでもしかするとここにテーブルセットを置いて、椅子で来客を招いていたのかもしれませんね。

裏庭には樹齢180年のしだれ桜がありました。室内からも綺麗に見えるように開口部が配慮されていました。

続いて乃木神社内にある乃木希典邸を訪れました。乃木希典は坂の上の雲では司馬遼太郎に酷い描かれ方をされていましたが、今では神様なのです。

静寂な林の中を抜けていくと、人口沼がありそのほとりにひっそりと建てられています。乃木希典は公務をたびたび退役しており、その期間にこちらに住んでいたそうです。

見学予定がまさかの室内公開がない施設でした。事前のリサーチ不足でした、、、。せめて雨戸だけでも開いていれば良かったのですが。また、放火で焼失していて、再建されていたのでした。