今週は月曜日、火曜日にかけて青葉区で工事中のM邸の上棟でした。
垂木や野地が化粧材ということもあり、梅雨時期ですが天候をみて延期をして今週の作業でした。が、まさかの台風3号。養生の成果で嫌な雨シミなどなく良かったです。
吹き抜けとなるリビング空間で特徴的なのが小口を見せて並んだ床梁です。仕上がりが楽しみです。
化粧垂木はせいが高く感覚も1尺なので印影が深く出てきます。ばっちりと収まっていますね。
吹き抜け空間の小屋梁が少ない分、垂木は登り梁と天端を合わせて、24ミリの厚合板で固めています。その上に通気用の垂木を打ち付けた2重垂木です。ケラバにも通気用のスリットが入っています。
こちらは厚野地上の垂木間の写真です。断熱材と上野地の隙間はこちらも通気用です。
細かなディテールがしっかりとできています。この工夫が耐久性や室内の快適性に大きく関与するのです。
M様、おめでとうございます。引き続き安全第一で進めて参ります!