先週の火曜日水曜日は三重県熊野市の野地木材工業さんをJBN次世代の会で訪れました。
紀伊半島は日本三大人口美林の一つ、尾鷲を始め、吉野材、紀州材、そして熊野材と国内でも有数の優良な木材産地となっております。霧がかかっている山々は神々しく見えます。
アテンドしてくれたのは次世代の会のメンバーでもある野地木材の野地専務です。
着ているノジTシャツは会社の正式なユニフォームです。かわいいトレードマークですね!
時代の変化に対応できず廃業していく同業者を吸収する方で野地木材工業さんは業態を変化しながら地元で頑張っています。家族を含めると熊野市の人口の2パーセント近くの人が関係しているので文字通り地域貢献です。
地元の原木市場も立ち寄りました。素晴らしい木材がたくさんです。
見ているだけでワクワクしてしまいますね!
製品へのこだわりは丁寧な下処理から。
スギはヒノキと比べて価格では安く取引されがちでも、製品によっては下処理にコストと手間がかかるのですが、しっかりと行っていました。
1番難しく重要な製材はカスタムカットでノコを入れる位置を決めます。ここで利益が大きく変わるのです。
作業場にはポップな絵柄と説明文が掲示されています。
ノウハウや注意事項を皆で共有化する事にとても気をつけている体制が随所に見られました。ハイテクの前に出来るローテクはたくさんありますね。
品質管理の小屋の中では、継続的な計測で見直し改善がなされていました。
こちらは野地社長です。見学へのご協力誠にありがとうございました!
野地木材工業さんの魅力は品質管理された製品だけでなく、社内の皆さんのチームワークであるなととても感じました。