サン工房さん、足立建築さん見学

今月のJBN次世代の会は静岡県浜松市へ。久しぶりにサン工房さんの住宅を見学させていただきました。

こちらの家は、実はサン工房会長の松井さんの御自宅です(一番右の方が松井さん)。設計はもちろん、材料選びからじっくりと時間をかけて仕上げた住まいです。

普段から業界活動で仲良くさせていただいていますが、松井さんの仕事を見学させてもらうといつも感嘆して帰ってきています。今回も圧倒させられています。

優雅なリビングは2階にあります。

階段を中心に対面にはダイニングでしたが、建具で仕切ってあり、解放するとまた違った夏型のプランになります。フローリングはイロコというアフリカ材です。和風のサン工房さんの建物にも良く似合っています。

広縁には庭との緩衝空間でもあり、居場所の一つになります。

松井さんの寝室はこの広縁に面しています。サン工房さんの住まいの特徴の一つが建具です。様々なデザインの建具が使われており、用途によっての考え方も松井さんが丁寧に話をしてくださりました。

4.5畳の床の間がある和室が2部屋あります。

どちらも趣が違い、松井さんの解説を伺ってきました。

後継の袴田社長を前に立てて、会長職に退いたとはいえ先々の仕事を見据えて今回建てられたそうです。

続いて足立建築さんの住宅を見学させていただきました。足立さんは頭の中でプランや各寸法を基準化しており、それを「あだちのいえ」としています。今回は住まわれて1年のお客様宅を見学させていただきました。ご準備などもありがとうございます。
なんだろう、小手先ではない「ホンモノ」という横綱の貫禄を感じる住まいでした。松井さん、ありがとうございました!

エアコンの前の白髪の方が足立さんです。大工上がりで、研究熱心。今回も丁寧にご説明いただきました。寸法やプランの納まりとレイアウトなど参考になりましたが、それを実現する丁寧な職人さんの仕事内容に感動しました。お客様も足立さんを応援しているような暖かなまなざしを感じました。