「住まいのコンシェルジュ」カテゴリーアーカイブ

木板張り準耐火構造大臣認定取得!!

連休に入る直前ですが、ようやく大臣認定がおりました!

私がJBNの防耐火委員会の委員長としての活動の成果です。嬉しいです!

板張りでの外壁や間仕切り壁の45分、60分の準耐火構造となっております。特徴は、特殊な素材や材料を使っていないこと。薬剤など特殊処理をせずに材料の品質と張り方、施工方法で石膏ボードを除いて全て木質系の材料で構成されます。

板が燃え残っていても剥がれ落ちてはダメなので、しっかりと釘で止め付ける必要があります。

木は燃えるから火に弱いと言われ続けておりますが、様々な検証でしっかりと耐火性能があることが立証されているのです。青木工務店でも早速色々な現場に使われます!

建物の外壁に安全な形で木板がまた使われるようになって、街並みが変わっていけば嬉しいですね。

新米建築士の教科書

i+i設計事務所主宰の飯塚さんの新刊が届きました!その名も「新米建築士の教科書」です。実務に明るい飯塚さんが、「建築家」とせず「建築士」とタイトルにした事は、仕事としての設計者を意識してのことでしょうか(考えすぎかな)。本の中には、青木工務店で施工した現場が多く掲載されております。それぞれ思い出深いのですが、こうやって本として出版されると体系的に飯塚さんの設計に対する考え方などが詰まっているので新たな気づきも多いです。これから私もしっかりと読みつつ、社員や大工にも読んでもらって勉強したいと思います。

ブログの追記です。
読み終えての感想ですが、工務店に所属する建築士にもぜひおすすめな本です。
設計業務という仕事の範囲だけではなく、仕事に取り組む姿勢、お客様への対応、文書管理、データ管理といった基本的な部分も実例とともに紹介されております。
一方で、飯塚さんの著書「間取りの方程式」のように設計者としてよい家を作るためのポイントも網羅。法政大学の講師の経験がこの本の構成に大きく関与しているのではと感じました。

シロアリ

住まいのコンシェルジュ 第633回目
本日もFMやまと(77.7MHz)でラジオ番組が放送されます。今日のテーマは「シロアリ」についてお話いたします。
遠くで放送が入らない方はこちらへ。

次回は「火災保険地震特約」についてお話いたします。次回もお楽しみに!