熊本県をわずか10年で再び襲った大地震から昨日で1週間が経過しました。

不幸にも亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上るとともに、被災者の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
暑い日が続いており断水もあって生活環境も相当悪化しているという報道に毎日心が痛みます。
全木協では災害救助法の規定通り、災害発生から1週間で宇土市内で木造応急仮設建設を着工しております。
熊本地震、豪雨などで経験豊かな熊本のJBN会員工務店だからこそ出来たことだと思います。
「くまもとの力」を再び、力強く復興への道へ。
被災建物を見ると、瓦屋根の建物が多くあります。
屋根が瓦だから重くて危ない、という単純な話ではなく、瓦屋根を使う文化の街で古い建物がそれに見合った耐震性が確保されていなかったと考えます。
今は瓦の葺き方も変わり固定される金物の数がこれまでと大きく違っています。
また建物の重量に応じた建築基準法の構造設計、耐震診断法へ改訂されています。
新築時の耐震性能はもちろん、私たち技術者も常に耐震性の確保を意識して普段から改修工事にも臨まなければなりません。
震度7は数百年に一度起こる可能性のある大地震と言われます。
熊本県では10年前の余震と本震で2回、そして今回とわずか10年で3回です。
しかも専門家によると今回の地震は前回の活断層の割れの残りといいます。
「数百年に一度」という言葉が当てはまらないと言えるのではないでしょうか。