昨日の新聞では各紙トップの記事に、大手賃貸住宅供給を行う会社の建物の防火性能不足が報道されております。
この会社は昨年にも天井の防火施工に多くの不良が見つかったばかりでしたので、続く不祥事となっております。退去される入居者の皆様にもお見舞い申し上げます。
実は先日のJBN政策調査広報室(私は副室長)でお越しいただいていた国交省の皆様との意見交換をしていた時に、見えられる方が急遽欠席になっていたり、来られた方もだいぶバタついておられたので「何か事件が発覚したのだな」と感じておりましたが、恐らくこのことだったのでしょう、、、。
大きな会社は影響力も大きいのでその分社会責任も大きいと思います。そして業界の他の会社の模範となる様にするべきではないでしょうか。続く不祥事に、同じ業界のものとしても憤りを感じます。
実は6月までには防耐火に関連する界壁や界天井の仕様の技術指針が示されるタイミングです。
影響があるかどうかはわかりませんが、恐らくまた、何かしらの厳格化が行われます。
これまで真面目に工事をしていた会社は厳格化の名のもとに更に負担を強いられます。退場する会社も出てくるでしょう。
青木工務店は継続したいので、社会要請にこたえていくしかありません。せめて「正直者が馬鹿を見る」世の中ではあってほしくはありません!