戸建住宅の太陽光パネルの重さの影響

日経ホームビルダーに連載で掲載されている、構造設計の第一人者であるM`s構造設計の佐藤さんの連載記事。

佐藤さんは年にすごい数の講演活動を行い、木造住宅の構造計算の重要性を説いている方です。

連載記事は毎回楽しみにしておりますが、この3月号の記事は私がいつもお客様などにお話している事が書いてあり嬉しくなってブログに取り上げました。

記事の赤囲みの部分、太陽光発電のパネル(PVパネル)と建物の重心と剛心の関係。

太陽光が良く当たる屋根面に設置されてるのがPVパネルなので、どうしても南面に偏ってしまいます。

一方で一般的には南面に大きな窓を配置することが多い事もあり剛心が北寄りになりがちで、重心との距離が大きくなってしまいます。

これらは重心や剛心のチェックは構造計算ソフトで確認することが一般的なのですが、多くは「屋根が重い」という簡単な条件設定だけで計算を済ませている事が多いのです。

しかもPVパネルの「有/無」でもチェックしなければ、いつまでも設置されているものではないですよね。