十数年ぶりの杉山医院

先日、静岡県静岡市清水の静清信用金庫現場に行った際、折角なので久しぶりに杉山医院さんも見てきました。

清水東高校のそば、延床面積250坪の地域最大の中大規模木造建築で、曽祖父の梅太郎が手掛けました。

過去のブログを見ましたが、2010年8月2011年10月に訪れたので、約9年ぶりですね。

当時は2代目杉山広茂医院長先生が中に通してくださり色々とご説明してくれました。廊下には大きく「鬼手佛心(きしゅぶっしん)」が掲げられておりました。

その広茂先生も2013年にお亡くなりになり建物はどうしたかな、と気になっておりましたがしっかりと継続されていて良かったです。

このコロナ時期なので外から見ただけですが次回は現在の杉山好彦医院長先生に改めて子供たちを連れてお声がけしたいなぁと思います。

昭和20年7月の終戦直前の時期に清水でも空襲がありました。

その中で奇跡的に残ったこの建物で多くの患者の治療にあたったことを当時中学生だった広茂先生が話されていたのは私もよく覚えております。

10年前に訪れた時には無かった記念碑が前庭に建立されておりました。

そして養生のカバーがしっかりと付けられていたので、今の好彦医院長先生にもその思いが伝わっているのだなと感じました。