神奈川県産木材を中心とした地域材を採用した長期優良住宅、藤沢市Y邸のご紹介です。
偏心率0.1以内、耐震等級3の省令準耐火構造となっています。
青木工務店で2件目の新築住宅でお世話になったお客様で、終の棲家としてこの片瀬山の土地を求め住宅を建てられました。
2階から下屋まで屋根が廻り込み建物のボリュームをもたせるよう、印象的な大きな屋根は塩害にはステンレスよりも強いと言われるフッ素樹脂ガルバリウム鋼板となっております
玄関を入ってリビングの入口は組子細工が美しいアンティーク建具が入っております。
建具の寸法に合わせて柱の位置を少しずらしてあたかもしつらえたように納まっております。
梁の表しが力強い印象のリビングダイニング。
間仕切りは無いのですが、エリアが区画されているので家族の様子を伺いながら暮らすことが出来ます。
大きなテラス窓の先は中間領域となるウッドデッキ。
ウッドデッキを中心にダイニングと和室と行き来できるので裏動線としても活躍します。
階段まで取り込んだリビングは、高断熱高気密住宅ならではの作りです。
中間期の風通しは良い事はもちろん、建物全体の温度が均一化されるので空調などでコントロールすれば夏も冬も体の負担が少なく済みます。
階段下の空いたスペースにはネコ用のトイレが設置される予定です。気に入ってくれるといいな。
ウッドデッキ上にもしっかりと屋根がかかっておりますが、屋根をくり抜いて太陽の光も取り入れております。
リビング上には吹抜もあるので、部屋の奥まで光が差し込むようになっております。
吹抜の高さも高すぎないようにディティールを調整してみました。
2階の吹抜に面した開口部にも組子細工が美しいアンティーク建具が入っております。
恐らく床脇にあったのではないでしょうか。こちらも寸法を合わせて設置部分を造作しています。
寝室はヘッドボード側の壁の色を変えてメリハリがついています。
ここも勾配天井として梁が表しとなっております。
上げ下げ窓からは富士山と相模湾がしっかりと見えます。
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