地盤の難しさ

今年になって築20年以上の別々のお客様から地盤の沈下について立て続けにご相談をいただきました。

場所は建物に直接影響のないような位置ですが、改めて地盤の難しさを感じているところです。

一般的に地盤については転圧不足などの初期不良で発覚する事が多いのですが、相当な期間を経てから出ることもあるのですね。

こちらはお庭の一部の土が流れてしまっている様子です。

モグラかな?と思った時期もありましたが土を入れても入れてもまたこの様に穴が開いてしまいます。

地盤改良など行って対応する予定です。

こちらは駐車場近くで舗装した部分がいつのまにか穴が開いてしまった事例です。

徐々に下がっていく事で周囲より地盤が凹み、土間コンクリートとの差が大きくなっています。

もちろん、最初からこのような事はありません。

土間コンの下には水路(みずみち)ができているようでした。

地盤を丁寧に掘り、砕石を転圧しながら埋めて最後は地盤改良を行いふたをするようにして改修しました。

私たち建設会社は自然も相手にしている事を痛感させられます。常にこれで良いのか、を考えながら経験値を増やしてより良い提案と工事をすることが大切ですね。