最近チェックしたこと

コロナで電車を乗る機会が減り、貴重な読書タイムが減っておりましたが最近ようやく電車移動も増えてきましたので少しずつ読書も進んでおります。

ここ最近チェックしたものの一部をご紹介いたします。

2050年カーボンニュートラル社会の実現に向けて新築住宅の8割に載せようと再び盛り上がりを見せるような雰囲気の太陽光発電。

FIT法による買取から蓄電池とのセットで自家利用であったり、屋根貸しの初期費用がかからない系が最近の流行りです。

私は経年時の建物自体のメンテナンスに大きなコストがかかったり等諸問題がある事がわかっているのでお客様にはあまりお勧めしないスタンスですが、屋根置太陽光発電システムの設置費用を減らすPPAモデルを含めた内容なども書かれた推進する本をあえて読んであらためて内容を確認しておりました。

本には維持管理の大切さを触れていますが、建築の専門家ではないのでかなり甘い見込みに感じました。

そしてV2Hを実現する電気自動車として、現在ネット販売予約受付となっている日産自動車のアリアのカタログを熟読しておりました。

アリアはV2H対応で市販されている一番大きな電池容量の車種となります。

値段は、それはそれですごいですね、、、。

V2H自体がまだ日本車ばかりの技術で海外のEV車がどれだけ採用してくれるかが、日本での普及のカギになりそうです。

最後に最近特に気になっている、地熱発電の本。

入門編としてこの本を手にしたのですが、地熱の構造や他国の取組み、プロジェクトとしての評価、産業としての状況などアウトラインの把握もできとても勉強になりました。

そして私の想像ですが、原子力発電を進めていく過程であろう、地熱発電への取組みが終焉に向かっていった事への憤りを感じました。

この本は2012年12月に発刊されていたので東日本大震災後です。

地熱発電の難しさも知ることができましたが、私は日本にはメリットがとても大きい発電方法だと改めて思いました。

ざっとあげてみても

①世界的に見て地熱資源が日本は豊富であること

②再生可能エネルギーであること

③天候によらず24時間安定的なベース電源であること

④発電以外に地熱利用が色々とできること(日本人の生活から外国と比べてエネルギー使用割合が大きい給湯はもちろん、暖房も直接・HP利用で有利)

こんな場所に出来て地域の方にこんな使い方をしてもらえるとステキだな、と本を読みながら想像が膨らんでいます。

更に深堀するためにこの著者の地熱発電の本を複数冊読んでみようと思います。