先週土曜日は横浜市港北区で工事を進めておりましたS邸の完成現場見学会と夕方にはお引渡しとなりました。
現場は設計監理をi+i設計事務所さん、施工を青木工務店、現場担当は山田部長、担当棟梁は新井大工ですすめておりました。
日中は設計事務所主催の完成現場見学会が行われ、コロナ禍で時間帯を区切った中でも大変多くの方のご見学をいただきました。
ファサードは大きな屋根が特徴的です。
ウッドデッキの穴の部分にはシンボルツリーが今後植えられます。
外壁の板張りは2種類が張り分けられたおりました。
2階室内からは街路樹の桜も見えておりました。
南面の大きな開口は冬時期の日射で暖房効果もさらに向上します。
外部の小屋裏となる部分は外物置の様に利用できます。
雨が吹き込んでも良い様にデッキ下には勾配屋根があります。
このようにS邸は見た目以上に施工面積が大きいのも特徴です。
2階ホール部分はサイドトップライトが一日中均一な光を室内にもたらします。
個室は全て北側に配置というプランは設計事務所ならではですね。
リビングは床下空間を無くして彫り込んだ形状に。直で座るも良し、上がった部分に座り足を投げ出しても良し、居場所はそれぞれです。
フローリングは在庫の幅広のメルボが使われております。
玄関脇の書斎スぺースはウッドデッキにも面しておりホテルのロビーのような雰囲気です。
窓はアルスの木製窓でした。
ダイニングも椅子とテーブルは造作で作られております。
色の雰囲気も相まって1階は全体的にリゾートホテルのような雰囲気を感じました。
2階ホールは皆が並んで勉強をしたり本を読んだりできるスペースもあります。
格子の建具は引違い形状で収納物を目立たなくさせる効果もありますね。
サウナ室もありました!すぐ隣にはもう一つのお風呂もあるので毎日気持ちよく汗が流せそうです。
最近のi+i設計事務所さんで採用が増えている床下エアコンも設置されております。
コールドドラフト対策で窓際にも吹き出し口がありました。
見どころが沢山あるS邸は見学者が多かった事もうなずけますね。
S様、竣工おめでとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。