先週の土曜日は品川区K邸のお引渡しでした。
近隣の皆様、工事のご理解とご協力をいただきまして誠にありがとうございました。
K邸は新防火地域内なので木造2階建てでも準耐火構造が求められます。
その中でも外壁はオール板張り。
JBNの外壁板張り準耐火構造の魅力を余すことなく使われており、認定までの実験から携わっている者としては感慨無量です。
2階リビングはサイドトップライトと米栂羽目板がとても印象的な空間です。
準耐火構造とは思えないように、様々な工夫と下地施工がなされておりました。
小上がりのタタミコーナーは家族の憩いの場所です。
高さも座ってちょうど良い感じになる様になっているので落ち着いたスペースになっておりました。
トイレに続く収納上の部分はロフトになっております。
床がスノコ状です。
スノコ状の床の恩恵は下の収納スペースにもたらされます。
スリットから光が漏れているだけで雰囲気はだいぶ変わりますね。
2種類の板張りと形状が建物の浮遊感をもたらせていて独特な外観になっております。
この後直ぐに植栽が入るのでぐっと住宅らしくなるでしょう。
植栽工事が終わったらまた外の様子を見に行きたいと思います。
K様、竣工おめでとうございます。
またお引渡しの際にもお気遣いありがとうございました。
今後とも宜しくお願い致します。