付加断熱の標準施工化へ

月曜日は青木工務店施工中の某現場を住宅金融支援機構の技術職の皆様に見学していただく機会がありました。

この企画にご賛同いただきました建築主様ご協力ありがとうございました。

現場の説明をこれまで色々な場所で付加断熱を含む高性能住宅を設計しているアイプラスアイ設計事務所の飯塚さんにお話しいただきました。

施工については浅見課長と実際の作業を行っている棟梁が注意点など対応してくれました。

建築物省エネ法では省エネ基準を現在の等級から段階的に引き上げていくことになり断熱工法も付加断熱が多くなりますが、市場では上位の断熱等級についての施工や周辺部材がまだ追いついていないという現状があります。

これまでも住宅金融支援機構の前身である住宅金融公庫は木造住宅の品質について「共通仕様書」が大きな役割を果たしておりました。

そしてその後も国交省の施策に伴って金利優遇を設定し民間金融機関とは一線を画す方針で融資を行ってきております。

日本全国で様々な気候特性があるなかで断熱上位等級の標準施工はどうあるべきか、本格的な検討と公表が期待されるところです。