古屋大臣の国土強靭化の本

移動時間は大切な読書タイム、ということで最近読んでいた本をご紹介いたします。

その名も「国土強靭化」

一般的にマスコミから伝わるこの取り組みは、再び公共投資ドバドバで時代を逆行すること、と言われておりますが、この本では取り組みの意義について、国土強靭化・防災担当大臣である古谷圭司さんが解説しております。
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東京だけの首都機能集中、東名高速道路や東海道新幹線に偏った物流の大動脈の脆弱性などなぜ第二東名やリニアモーターカーを進めているかなども良くわかりました。

その中の一つに住宅の事が触れられており、ここは私も激しく同意できるところでした。耐震化、住宅の品質に応じた資産価値評価などです。住宅という個人資産が市場に

流通することで社会資産へと変貌します。これからの私たちの仕事に希望を感じることができる良い本でした。