昨日は相模原市Y邸のお引渡しでした。私は都内のシンポジウムの登壇の予定があり伺えなかったので先に現場確認を行ってました。
シックな外観と深い軒を地震でも安全なガイドライン工法で施工した平板瓦屋根で実現。垂木が普段よりも大きくしていました。電動シャッターのリモコンが現場になかったのでシャッターを開けられませんでしたが、開いていると少し印象が違います。
玄関側からは板張り外壁がより目立ちます。屋根も大波小波といった雰囲気で独特なリズムを感じます。
外構工事は続行中です。
和室というよりも畳の部屋という雰囲気で仕上げました。つり押入れは軽快感のある印象を与えます。
すのこ状にした中段は風通しを良くするアイデアみたいですね。お客様のアイデアでしょうか。
リビングからダイニングです。壁紙の色を変えたニッチ収納も目にとまります。また、作り付けの家具が空間を繋げながらダイニングスペースに落ち着きを演出します。
その家具にも仕掛けがあるのです。炊飯器用のスライド棚などアイデア満載ですね。
洗面の収納はどちらに開けても棚が見えます。洗濯機の陰になるデッドスペースを出来るだけ使い切ります。
玄関ホール隣のシューズクロークは空間はコンパクトでも天井いっぱいまでの棚で収納力はバツグンです。
外観のアクセントにもなっている寝室の窓は、室内からも印象的な空間になりました。ベッドが収まるとまた雰囲気が良くなりますね。
屋根形状は小屋裏までの固定階段によるものでした。小屋裏はとても広く充分使えます。
スヌーピー柄のクロスは私も初めて知りました。とってもかわいいですね。
Y邸は地域材利用の長期優良住宅で、省令準耐火構造でもあります。アイデアがたくさん詰まった楽しい住まいになりました。Y様、おめでとうございます!また改めてご挨拶に伺います。