JBN次世代の会広島①

木曜日から1泊2日で広島出張。JBN次世代の会で日本建築学会大会を視察に広島工業大学を訪れました。昨年は福岡大学で行われていて、私は板張り準耐火構造の件で学術発表をしました。次世代の皆さんにも建築学会の雰囲気を感じてもらうのが目的です。

昨年に私も初めて大会に参加をしたのですが、今年の広島工業大学の大会は昨年と大分違って人が少ないように感じました、、、。総合受付もガラガラ。
とはいえ沢山の研究発表がある事には変わりはありません。写真撮影が出来ませんが、時間でベルが鳴らされ次々に研究者達が発表し、終わると聴講者から質疑がなされます。冗談の言える雰囲気は無く皆さん真面目に答えていきます。

続いて近くの宮島に訪れました。だんだんと満潮に近づく時間なので鳥居の近くには行けません。このところ鹿が問題になっているそうで、ある程度駆除されてジビエとなって食されているとききました。

厳島神社はあえてスルーして、奥の千畳閣を見学。今で言う中大規模木造建築です。外気と全く同じ状況は木材にとって1番長持ちすることは言うまでもありません。

毛利氏のお膝元広島。敵を召し捕る意味から縁起物として杓文字を至る所でみます。
それにしてもこの杓文字は流石に大きいですね。制作期間は3年、ヘラの部分は幅剥ぎですが、中心部分は柄からヘラの部分まで一本のケヤキ材でした。

宮島に来て、なかなか奥の方までいかないでしょうと案内されたのが大聖院です。
不動明王を祀るお寺さんで、何でも願い事を一つ叶えてくれるということです。私はもちろん家内安全を祈願しました。

本当に沢山の御守りがあるお寺さんでした。目移りしてしまい、結局買わずに帰りました。
宮島といえばもみじ饅頭。にしき堂などがお土産で有名ですが、橋本さんからオススメ頂いたのがお土産やさんなどに置いていない、宮島の中にしかお店がない岩村もみじ屋さんのもみじ饅頭。日持ちがしないので自宅用に買って帰りました。皆でお土産を買ったら店主さんが沢山買ってくれたからと焼き立てを皆に振舞ってくださいました。そんな心遣いがまた旅の思い出としてきざまれました。