水曜日は大田区F邸のお引渡しでした。
竣工を迎えるにあたって雨模様が続き、外の工事が残ってしまいましたので内観のみのお写真です。
F邸は内外に国産材を中心とした木材をふんだんに使用した長期優良住宅です。またF様がこれまで温めてきたアイディアが家の中にちりばめられております。こちらはパソコン用に引き出せる台です。左側の収納扉の中にもしかけがあります。
吊押し入れですが、奥にはコンセントが。お掃除ロボットの待機場所としてこの収納の下が使われることになります。
戸建て住宅だけの特典で、火気使用室(キッチンのガス調理機)の内装制限を特定不燃材の使用でクリアする手法を今回採用しました。
このようにガスコンロに近い一定距離の化粧梁の一部を石膏ボードで包みます。
同じく窓枠も普通は木材ですが、石膏ボードでくるみ、窓台はタイルを張り不燃材にします。
キッチンのカウンターにもタイルです。いつのならば木材ですね。
こうすることで他の部分のLDKには思う存分木材を使用することができます。化粧梁、壁のアクセントの杉板など。木が見えるとホッとします。もちろん省令準耐火構造、耐震等級3(許容応力度計算)です!
F様、工事期間が延びてしまい申し訳ございませんでした。また近隣の皆様のご協力も誠にありがとうございました。
この先もより安心して暮らせる、暖かい家になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
お客様が長年温めていた構想を実現した住宅・大田区F邸