非常時電源対策

昨年のジャパンホームショーで出展されていたこちらの『あかりみらい』さん。

非常時に車を発電機する、というもので会場でもスタッフさんに話を詳しくきいておりました。

一昨年の北海道地震ではこの商品が地元コンビニチェーンのセイコーマートで停電時に活躍した事はニュースで聞いておりました。

Amazonで商品を購入してみました。

車の電源からAC100Vを取り出す、というシンプルなものです。

ミソは車の電源ヒューズが切れたり故障しないようにこの機械で電流リミットを100Wか1500Wいずれかで管理できるようにしている事です。

PVパネルや蓄電池を家庭に備えるよりも、遥かに安く災害時の電源対策をする事ができます。おおよそ2万円也。

ハイブリッド車には新車時の注文でメーカーオプションで1500Wまで対応する100Vコンセントを付けられる事ができる車種があります。

その場合は1500Wで使います。その他の車はシガーソケットから市販の車載インバーターを介して取付る事になりその場合は100Wで使う事になるそうです。

我が家にはハイブリッド車が2台あり、普段乗りのシエンタと父が乗っていたエスクァイア。実はどちらも最初版は1500WAC電源のメーカーオプションが設定されていますが、我が家の2台はどちらも購入時ではメーカーオプションの設定がなかったのでした。

後付が不可という事でがっかりしていたのですが、ディーラー勤務の幼馴染みに相談して2000Wまで対応するインバーターを取付してくれました!

早速、災害時の活躍が期待される敷地内の井戸ポンプにこちらの電源に繋いでみました。

蛇口をひねるとポンプが作動し、井戸水がちゃんとでてきました。車のバッテリーが減るとちゃんとエンジンがかかります。

これで携帯電話の充電やラジオの電源はもちろん、冷蔵庫や電子レンジ、ポットの湯沸かしと色々安心です。

複雑でコストの高い過剰なシステムよりも、こうしたシンプルなシステムのほうが汎用性も大きく色々な使い方が考えられるようになり私は好みです。

もちろん自己責任という部分も伴いますが、それこそ災害時にはそんな事を言っていられなくなります。