全木協神奈川県協会木造応急仮設住宅講習会

水曜日は全木協神奈川県協会主催の木造応急仮設住宅講習会が希望ヶ丘のポリテクセンターにて行われました。

前回行われたのは1年前で、今回で3回目の開催となります。

午前は座学で、全木協本部から徳森理事より取組の概要、県協会からはまちの救助隊隊長の田村さんよりまちの救助隊の活動報告、私より活動の心構えなどお話させて頂きました。

そして、長野県協会からは主幹事工務店で中心的に活躍された小林創建の小林社長にお越しいただき、昨年の台風19号被害での応急仮設住宅建設の活動報告などお話いただきました。

小林社長とは親友の間柄で今回の依頼も二つ返事で了解いただきました。遠方まで本当にありがとうございました。

青木工務店もスタッフ大工共に皆で参加いたしました。御後援には神奈川県、横浜市建設局、川崎市、相模原市と災害協定自治体さんよりいただきました。

自治体からのご参加も多数あり、ありがとうございます。

午後からは実習訓練です。

宮寺理事による模擬朝礼からスタート、神奈川県からは住宅計画課羽太課長よりご挨拶いただきました。

訓練には20名の大工さんに参加いただきました。皆さん住宅を建てる作業はお手の物なので、普段やらないチェーンソーを使った丸太切り作業などを行いました。

納まりを間違えやすい、ユニットバス周りの断熱作業もポイントの解説と合わせて行いました。

垂木施工はフルハーネス型安全帯をしっかりと取り付け行いました。

この後は施工精度向上を狙って断熱施工、気密施工、気流止め施工、界壁施工と取り合い納まりなど一つ一つ確認して進めていきました。

躯体プレカットは市川屋さん。

丹沢ヒノキを土台や柱に使いました!

青木工務店からは横田大工が実施訓練に参加。初めて一緒に作業をする大工同士でも作業がスムーズに進められました。中心となってくださった椎野建築の皆さん、ありがとうございました!

最後は皆で記念撮影です。

参加は100名弱ですが、参加者から周りの仲間に伝わり、また有事には中心となって活躍してくださる事で活動は大きく広がり実効性が高まっていきます。

新たな課題も見つかりましたので、引き続き活動を活発させていきたいと思います。