お施餓鬼

毎年8月1日は菩提寺である佛導寺さんのお施餓鬼でお寺さんに卒塔婆をいただきに参ります。普段は仕事を抜けていくのですが、今年は父の新盆なのでしっかりと礼服着用に黒のネクタイを締めて本堂に上がって法話から読経まで聞いておりました。仕事を忘れて、色々な想いに頭を巡らせる時です。法話では仏教の成り立ちから施餓鬼の意味など普段は聞かない話もきくことができます。

お施餓鬼には父が私に一緒に参加するように声を掛けるようになったのはいつからだったでしょうか、記憶が定かではないのですが、いつからか「家督と墓を守っていく」ことを自然に学ぶようになりました。母の新盆の時は2人で礼服を着て本堂に上がりました。それ以外の年は現地待ち合わせの現地解散だったり、私一人だったり、予定が着かず父に任せたりと、必ず毎年卒塔婆をお墓に上げてお線香をあげて帰りました。

今後は妻や子供たちに檀家としての行う事など一緒に行って伝えていくようになります。

今年は亡くなった息子の7回忌となる年です。父が亡くなり身内で息子を直接知る人は私一人となりましたが、今回は家族でしっかりと法事を務めたいと思います。輪廻転生。先祖への感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいです。