全木協神奈川県協会森林見学バスツアー2019

先週の土曜日は、毎年この時期の恒例行事となっております全木協神奈川県協会主催の森林見学バスツアーを行いました。私は理事なのでホスト役として皆様をご案内いたしました。

先ずは青木工務店施工の大和市S邸を見学していただきました。土台や柱、構造用合板に神奈川県産木材が使用されております。木造のあれこれについても色々とご紹介いたしました。

続いて高速道路を走り秦野市の森の中へ。

秦野市森林組合さんのご協力で実際の伐採現場を訪れました。

先ずは神奈川県庁森林再生課の宮崎さんに森林保全等について神奈川県の取組みをご紹介いただきました。

宮崎さんは今期から移動で、バスツアーも初対応いただきました。お休みの所のご対応、ありがとうございました。

続いて伐採地へ移動です。見慣れない重機も見えますね。

先ずはこれまで通り、チェーンソーを使って人の手で切り倒す作業です。

今回は間伐材でなはい桧の木を切り倒しました。実際に倒した時の地響きは見た目よりもかなり大きなものです

続いて、秦野市森林組合さんが最近導入している、ハーベスターと呼ばれる林業機械でのデモンストレーションを行っていただきました。

この機械での伐採は作業も安全かつ捗ります。しかし重機が入れる範囲に限られますので、多くの木はこれまで通り人の作業となります。

最後は、今年機械等級JAS認証まで取得した市川屋さんの製材所を見学です。渉外担当でもある(笑)市川常務がご対応いただきました。

製材も自動化が進み、プログラムなどもご紹介いただきました。

毎年8000m3ほどの丸太を製材している、神奈川県では最大の製材所です。どんどんと進化しています。

置き場にはJAS材の印が光っておりました。なんだか自分の事の様に嬉しいです。

今回ご参加いただいた皆様にも、バスツアーで多くの事を知っていただく機会になりました。私も何度も同行しておりますが、伐採地毎の事情も分かり、またその取り組みの進化も知る事が出来るのでありがたいです。

今回もご対応いただいた皆様のご協力に、改めて感謝申し上げます。

私も何度も行きながら、毎回新たな進化や発見もあります。