今日は阪神淡路大震災が発生した日です。
早朝に起きた直下型地震。
特に戸建住宅の規模の被害が大きいキラーパルスの揺れで倒壊した建物が多く発災直後に倒壊した建物による犠牲者が多かったのでした。
25年前の出来事ですが、私もその日のことは今でもよく覚えています。
大学の課題で埼玉県に下宿していた時期で徹夜で作業をしていましたが、関西から遠く離れた埼玉県でも大きな揺れを感じていました。
テレビをつけると発生直後の様変わりした街の様子が映し出されていました。
至る所で炎や煙の上がる街、破壊された都市高速の橋桁とそこから落ちそうな車。特撮かと思うほどでした。後から大切な人を亡くした話も直接聞く事もありました。
住宅の基準はこの災害から大きく変わりました。木造住宅は耐力壁の配置バランスと柱頭柱脚の補強、耐震診断や耐震補強は倒壊で人が亡くならない事を目標に整備されました。
神戸のあの景色を見てから、プロとしてこれらを順守し設計や施工をしていく事が私の責務と思っています。
改めて亡くなった被災者の方へ、合掌。