ボードビスの使い分け

内部造作作業が進められているSDA宿舎棟現場。

今回、最近販売された一番長いボードビス(51㎜長さ)とそれを現状唯一打てるビス打ち機と新兵器を用意しております。

準耐火部分や界壁部分のボード2重張りが多くこの先の現場でも利用が増えていきます。

機械に頼れることは機械では働き方改革の基本ですね。

この長さの対応や販売は現在のところビスと機械ともにマックスさんだけのようです。

こちらは41ミリ長さのビス。

ほとんどの大工がもっているボード打ち機はこの長さまで対応しています。

場所によって使い分けており、ビスメーカーも違いますね。

こちらはもっとも使う32㎜ボードビスです。

これもメーカーが違います。

いずれも国土交通大臣認定とありますがツーバイ構法や在来工法もしくは両方で耐力壁としての認定を指しています。

弊社では石膏ボードを基本的に耐力壁として計算に入れていないのであまり重視していませんが、ビスメーカーでは在来工法ではビス止めは告示仕様となっていないのでそれぞれ大臣認定が必要なようで困っていると聞きました。

こちはらボード釘です。在来工法ではこれを使って止めると告示仕様の耐力壁として見ることができます。

弊社では耐力壁としては計算にいれていませんが、この現場では作業性と施工部位で使い分けております。

あれこれと試してみて使うビスなども標準化して皆で共有しています。